このページでは、働きながら歯科衛生士の資格取得を目指す方法や、社会人向けの入学制度について紹介します。すでに社会に出て働いている方、再進学を考えている方は、ぜひ参考にしてください。
結論から言うと、働きながら歯科衛生士を目指すことは可能です。
歯科衛生士になるためには、国が指定する養成学校で3年以上学び、必要な知識・技術を習得した上で国家試験に合格する必要があります。
高校卒業後すぐに専門学校へ進学する学生以外に、社会経験を経て歯科衛生士を目指して養成学校に入学する「社会人の入学者」がいます。2022年~2024年の3年間で、入学者全体の15.6%(平均)を推移していました。
歯科助手からのステップアップや異業種からの転身といった事例が多く、夜間部や給付金制度を利用して働きながら学ぶケースなどです。神奈川県内には、例えば鶴見大学短期大学部や湘南歯科衛生士専門学校など、社会人向けの選抜制度や学費の分納制度を設けている学校があります。
このように、社会人の再進学を積極的に支援している学校もあるため、働きながら歯科衛生士を目指すことは可能です。
日中働きながら歯科衛生士を目指す場合、「夜間部」のある専門学校を選ぶことが一つの方法です。夜間部は一般的に18時頃から講義が始まり、21時頃に終了する3年制が中心。厚生労働省が定めるカリキュラムは昼間部と同等であり、夜間課程でも3年間の修学が必要です。
しかし、神奈川県内の養成学校は昼間部が中心で、夜間部を設置している学校はありません(※)。夜間部を選択する場合、近隣の東京都内の専門学校が候補となります。
横浜駅・川崎駅から30分~40分程度の通学時間でアクセス可能な学校もあり、通学圏として十分に検討可能です。
まずは「自宅・職場・学校」それぞれの位置関係と移動時間を具体的に検討し、無理なく3年間通い続けられるかを確認することが大切です。
働きながら学ぶなら、学費の負担を軽減できる支援制度の活用もひとつの手です。神奈川県内には、社会人向け支援制度や国の給付金に対応した専門学校があります。
たとえば、「専門実践教育訓練給付金制度」は働く人のキャリアアップや再就職を支援するために、国が費用の一部を給付する制度です。条件を満たせば、受講中に受講費用の50%(年間上限額40万円)が雇用保険から支給されるため、経済的な負担を軽減できます。
学校独自の奨学金・学費減免制度を活用する方法もあります。「特待生制度」「入学金の一部を免除」など、さまざま制度があるので各校の公式HPで確認しましょう。
歯科衛生士の養成学校では、座学で学んだことを実践するために臨床実習を行います。臨床実習は平日日中に連続して行われるため、あらかじめ実習期間を把握し、事前にシフトの調整や長期の有給申請を済ませておきましょう。
実習中は登校日と同様に出席義務があり、欠席すると進級や国家試験受験に支障が出ることもあります。
日中は仕事、夜は授業や課題、試験勉強と、毎日が多忙になることも少なくありません。
1日のスケジュールを「仕事⇒移動⇒講義⇒帰宅⇒復習」といった流れで過ごすと、予定がひとつずれるだけでも全体に影響が出ることがあります。自宅から通いやすい、対面形式+オンライン授業も行っている学校など、両立しやすい環境を整えましょう。
仕事の疲れや、睡眠不足が勉強に影響を及ぼす場合もあります。自主学習と睡眠はメリハリをつけて時間を確保するといった、生活習慣を整えるスケジュール管理も大切です。
自分で収入を得ながら、学校に通えるという経済的な安心感があります。
歯科クリニックで歯科助手として勤務すると、学費の足しになるだけでなく、実際の歯科医療の現場を間近で見て学ぶことが可能です。神奈川県内には歯科クリニックが数多く存在するため、比較的勤務先も見つけやすい環境と言えます。
歯科助手からのステップアップの場合、収入や環境を大きく変えずにチャレンジできる点もメリットのひとつです。
厚木市では、独自に「厚木市看護職等奨学金返済助成金」※という制度を設けています。奨学金を活用して養成学校に入学し、看護職や歯科衛生士などの資格を取得した方が対象。奨学金の返済額の一部を助成するものです。
貸与型奨学金・市内在住・勤務年数3年以内といった条件はありますが、働きながら学びつつ卒業後の奨学金返済まで見据えた計画を立てることも可能です。
社会人としての就労経験は、将来に歯科衛生士として働く上で大いに役立ちます。その一つが、患者とのコミュニケーション能力です。歯科医院には、小さなお子様から高齢者まで、様々な年齢や背景を持つ方が来院します。
接客経験や、さまざまな患者さんと関わる中で培われた丁寧な言葉遣いや傾聴力は、患者が安心して治療を受けられるような信頼関係を築く上で、非常に重要なスキルとなります。
働きながら歯科衛生士を目指すうえで大切なのは、ご自身のライフスタイルや将来像に合わせて学校を選ぶことです。夜間課程の有無や通学しやすさ、学費サポートに加え、カリキュラム・国家試験対策・就職支援などをチェックしましょう。
このサイトでは、神奈川で学べる歯科衛生士の学校を紹介しています。どのような学校が合うのか比較し、夢を叶える一歩を踏み出しましょう。
近年、歯科衛生士の働き方はどんどん広がっています。
美容歯科や訪問歯科、チーム医療など、目指せる未来もさまざま。
このサイトでは、神奈川県内の歯科衛生士学校を「どんな将来の姿を描きたいか」という働きたい場所別でまとめました。自分の未来を考えるきっかけとして、学校選びの参考にしてみてください。

県内40か所以上※1の提携施設で実習ができ、そのまま就職につながることも!その結果、卒業生の多く※2が神奈川県内で就職。
歯科衛生士に加え、医療事務資格も取得可能。結婚や子育てなどで働き方が変わっても、地元で長く活躍しやすくなる!

歯の健康だけでなく、美しさにも配慮した「矯正歯科学」や「審美歯科学」を学べるカリキュラム。美容歯科に興味のある方にぴったり!
実習室には、美容歯科でも使われる光学スキャナーを導入。矯正やインプラントに欠かせない「デジタル歯科医療」を習得できる!

敷地内の附属大学病院で実習できるため、チーム医療や難症例にも対応できる力を養える!
大学病院での実習を通じて、専門的な知識・技術を習得できるので、附属病院や研修センターなどへの就職につながる!